高知県立歴史民俗資料館(歴民館)は、本県の歴史・考古・民俗・美術工芸を広く紹介するために、各時代の特徴的事象を取り上げて総合展示しております。これに加え、当館が立地しております国史跡・岡豊城跡の城主であった長宗我部氏一族の誕生から滅亡までを紹介する展示室もございます。
学芸員の調査研究をもとに年3、4回の企画展を開催し、講演会・講座、体験学習(の開催)などの教育普及活動にも力を注いでおります。
また、岡豊山からは、紀貫之邸跡をはじめ歴史を湛えた「まほろばの里」が望め、山道の花々や緑とともに癒しの時を過ごしていただけます。歴史の国・土佐の魅力を身近に感じていただける取り組みを進めてまいりますので、どうぞ当館へお越しください。お待ちしております。
高知県立歴史民俗資料館 館長 竹﨑 恵彦
高知県立歴史民俗資料館は、高知県より委託を受けた(公財)高知県文化財団の一機関として、館の管理運営を行っている。同財団は、当館の他高知県立坂本龍馬記念館、高知県立埋蔵文化財センター、高知県立美術館、高知県立文学館の管理運営も行っている。